採卵

治療の種類

採卵とは

不妊治療における採卵とは体外受精・顕微受精の際卵子を手術で母体から取り出すことです。超音波装置で、子宮内から卵管・卵巣の状態を写し取り卵巣にある卵胞の中に針を注入し卵子を採取する手術です。将来の為に採卵し体外受精・顕微受精をせずに凍結保存する場合もあります。

治療の流れ

卵巣を刺激して卵胞を育てる

卵巣を刺激し卵胞を発育させた後、経腟超音波のガイド下に卵胞を穿刺して採卵を行います。 卵巣刺激には様々な方法があります。ロング法、ショート法、自然周期法などです。刺激が強いものや弱いもの様々ありますが卵巣の状態など考慮して一人ひとりに適した方法で行います。

一度の採卵で成熟卵より多く得たいので卵巣を刺激して育てます。女性の体では毎回同じ数の卵子が育つ訳ではないので2・3個しか採卵出来ない周期もあれば10個採卵出来る周期もあり、育ててみなければ分かりません。それは卵巣刺激方法がその人に合う合わないもあるのでやってみないと分からない所ではあると思います。

mugi*ito
mugi*ito

私も「今回は左右2個ずつ計4個採れそう」と言われていたのが結果左右4個ずつ

計8個の事がありました。病院によっては手術当日にも経膣エコーで確認してから始める所もあると思います。

卵巣過剰刺激症候群 OHSS(ovarian hyperstimulation syndrome)

卵巣過剰刺激症候群は通常、不妊治療で排卵誘発剤を使用したときの副作用として起こります。卵巣は、通常2~3cmほどの大きさの女性特有の臓器です。卵巣過剰刺激症候群は排卵誘発剤によって卵巣が過剰に刺激されてしまい、卵巣の腫れやお腹や胸に水がたまるなどの症状が起こります。

巣過剰刺激症候群にはさまざまなリスク因子があり、若い方や痩せている方、妊娠が成立した方などが挙げられます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と呼ばれる病気の方や、無月経などでゴナドトロピン製剤の使用量が多くなりやすい方、過去に卵巣過剰刺激症候群や多胎妊娠を経験したことがある方は、卵巣過剰刺激症候群を発症するリスクが高くなると言われています。

飲み薬と自己注射

卵胞を育てるためにスケジュールに合わせて月経3日目から点鼻薬、注射、内服薬などを使用します。この注射ですが、自分でバイアル(注射薬粉末)、アンプル(溶解液)を混ぜて行います。もちろん経験したことが無い人が大半だと思いますが、きちんと看護師の方がお手本を見せてくれますし(指導料が診察代に含まれています)、実際に自分でもその場で触れて不安のない状態にもって行くことが出来るのであまり心配しすぎないようにしましょう。注射する位置もお腹のおへその下の辺りで脂肪があるし針も細いので痛みは感じにくいと思います。どうしても無理という人は毎日病院に通えば注射してもらえますよ。

mugi*ito
mugi*ito

高度生殖医療を扱う病院が沢山あればいいのですが、現状そう多くはないですし遠方から通うという人も沢山いると思います。評判のいい病院に通うために県をまたぐ人もいますし、そういった方には自分で注射をするという選択肢しかないのかもしれません。近所の産婦人科で頼んで注射をしてもらっているという人の話も聞いた事はありますが…。

手術前々日

決められた時間にオビドレルの注射をします。オビドレル注射とは卵を成熟させるトリガーとして使用する注射です。 トリガーから34時間から36時間後に採卵する様に計算されています。

点鼻薬を使っている人はこの日で中止です。残りは使用期限を確認して冷蔵庫で保管して下さい。

mugi*ito
mugi*ito

オビドレル注射は採卵前の総仕上げというイメージでしょうか。

時間厳守で、誤差「前後5分位まで」と私は言われたので時計ばかり気にして

10分くらい前には準備を済ませえて待ち構えていました。

手術前日

手術には静脈麻酔を使用します。なのでこの時間より後は食事をしてはダメ、という決まりがあります。飲み物も、お水やお茶は手術当日の朝何時までOKという時間がありますがコーヒーやジュースといったものはやはり前日までが多いようです。手術の開始時間に合わせて計算されているのできちんと守るようにしましょう。3日以上便秘の場合は下剤を使用することになります。不安な人は前もって調整しておくことをお勧めします。病院でも下剤は処方してくれます。

翌日に備えて穏やかに過ごしたいですね。

mugi*ito
mugi*ito

夜は寝てしまえばいいので食べ物の事はそれ程気になりませんでしたが、

朝は咽が渇いてしまった時が辛かったです。

手術当日

手術当日は、大体半日程の滞在時間です。朝行って昼過ぎには帰れる位の感覚です。しかし時間厳守です。少しなら遅れてしまっても大丈夫な場合もありますが、交通渋滞は予測が付きません。決められた時間に間に合うよう、ゆとりを持って出発しましょう。もしも遅れる時は、必ず電話連絡を入れましょう。

手術自体は静脈麻酔のおかげで寝ている間に終わるので全く痛くはありません。

手術台に横になって血圧や心電図の準備等々を済ませて「これから麻酔入れますね」と言われてからは1分もしない間に寝ています。術後1時間位したら麻酔が切れて、ベッドで目が覚めます。看護師さんが起こしに来てくれたり、部屋の電話にモーニングコールをしてくれたり。目が覚めてすぐはまだ麻酔が効いていると思いますがその後少ししたら動けるようになります。服を着替えて指示された場所へ行き診察を受けます。

そこで何個採卵できましたよ、という結果を聞きます。手術前の最終診察の時に取り出せそうな数を教えてもらっていると思いますので、その数に対して結果がどうだったか、成熟卵・未成熟卵・空胞の数を教えてくれます。

体調が大丈夫ばらばその後、抗生物質など薬を貰ってお支払いをして帰宅です。

手術当日の帰宅方法ですが、車の運転は出来ません。なのでお迎えを頼んでおく、交通機関を使う、タクシーを呼んでもらう等しなければいけません。

帰宅後は安静に過ごしましょう。

当日はシャワーも入浴も出来ません。

mugi*ito
mugi*ito

シャワーも駄目なのは辛いですが、1日だけ我慢しましょう。

朝お風呂に入って行くという手もあります

少しは不快感が減るかもしれません⭐︎

その日から抗生物質を何日間か飲んでその後の診察に備えます。多少の出血がある場合もありますがちょっとナプキンについた、位だと思います。頻繁にナプキンを替えなくてはいけないような出血の場合は至急病院に電話です。

mugi*ito
mugi*ito

私は初めて採卵をした時は麻酔が切れてから下腹部がとても痛くて処方されたロキソニンにしっかりお世話になりました。しかしその後の採卵では痛みはなく普通に過ごせたので慣れなのか体調によったりするのか技術の問題なのか…

とにかく車の運転なんて考えれない状況でした。

体外受精・顕微受精をする場合は5日程の培養期間後に凍結もしくは新鮮胚移植をします。次回診察で培養費・凍結保存費を支払い今後の胚移植のスケジュールを聞きます。

まとめ

・卵巣を刺激して卵胞を育てる。方法は複数あり1人ひとりに合ったものを選ぶ。

・自分で注射をする。出来ない人は、毎日病院に通えばしてもらえます。

・前々日から指示された時間に注射等しなければならない事がある。

・手術当日は時間厳守、寝ている間に採卵は終わるので特に心配はいりません。

・当日は車の運転は出来ません。シャワーも入浴も出来ません。なので事前に準備が必要です。

タイトルとURLをコピーしました